所在地
佐賀県佐賀市本庄町本庄951
祭神
妙見菩薩
社格
不詳
祭祀
大般若供養(仏式):1月の第2日曜
豆祇園:8月10日、秋祭り(神式):11月13日
境内社
二十三夜塔や天満宮碑を含む石碑群
最寄りの交通機関
バス「高伝寺前」20m
周辺スポット
善応庵 観音堂坐禅堂、鍋島直茂公生誕地碑(本庄館跡)
歴史
- 大正初期、信者の増田栄次郎氏により社殿内の妙見菩薩像を制作。
メモ
- 国道208号沿いにある仏教系の神社。木が多めなのでわりと分かりやすい。
- 境内は鳥居、手水舎、社殿とシンプルな造りになっている。後方には石碑群がある。
- 国土を擁護して災いを消し、敵を退け福寿を増す仏として、日蓮宗で特に信仰されている妙見菩薩を祀っている。
- また、妙見菩薩は北斗七星の本地で北辰尊星妙見大菩薩とも呼ばれる。北極星を仏格化した諸星の王で、一切の善悪を記録する国土の守護神だと言われている。
- 景行天皇の皇子の小碓尊(日本武尊)が龍造島(鬼丸の宝琳院付近)に上陸後、寺小路妙見社付近に仮殿をかまえて「本所」と称した。これがこの地「本庄」の由来と言われている。
- 県内では妙見菩薩の石像は未発見と言われ、文字塔のみが知られているという。
- 氏子となる寺小路、溝口区住民の信仰が特に厚い。旅立ちの時には、奥殿の小石をお守りとして持参し旅行の祈願をして、帰郷の際に小石を倍にして返し無事に帰ったお礼をなす風習があったという。
- 豆祇園の時には、前日子どもたちが区内の家々を1斗ショウケ(竹カゴ)を持って回り、農家からは蚕豆(トーマメ)を、非農家からは金銭を頂く。そして、蚕豆を煮て日暮れと共に子どもたちの手により参詣人に分けるという。昔は青年団による浪曲などもあったという。
↑神社正面↑拝殿↑手水舎↑入口横 石碑↑石碑群Ⅰ ↑石碑群Ⅱ↑石碑群Ⅲ↑石碑群Ⅳ↑石碑群Ⅴ ↑石碑群Ⅵ
来訪日2023/02/21
参考サイト
「妙見社」[さがの歴史・文化お宝帳]
https://www.saga-otakara.jp/search/detail.html?cultureId=763
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