所在地
福岡県福岡市中央区桜坂3丁目12−42
本尊
飢人地蔵菩薩
境内社
なし
小さなお地蔵さまあり
祭祀
供養祭日:4月4日
最寄りの交通機関
地下鉄「桜坂駅」350m
バス「上智福岡中高前」100m
周辺スポット
南公園、福岡市動植物園
歴史
- 大飢饉当時、近郊の飢えた百姓たちが城下の魚町浜に建てられた藩の救い小屋に一杯の粥を求めて、やっとたどり着いたがそのまま力尽きた。その悲惨な餓死を悼んだこの地の武士の家族が飢人地蔵菩薩を建立した。毎年4月4日には供養祭を行い、特に五十回忌、七十五回忌、百回忌、百二十五回忌には盛大な法要を行ったという。
- 明治維新後、次第に祭る人がいなくなり荒れ果てていたが、昭和62年に地元有志の人達の手により供養再開が計られた。この年より毎年4月4日を供養祭日とするようになったという。
メモ
- 南公園の奥の方にあるお地蔵さま。木に囲まれた森の拓けたところといった感じ。
- 境内には供養塔とお地蔵さまがある。また、小さなかわいいお地蔵さまもいらっしゃる。
- 藩政時代の享保17(1732)年とその翌年に起こった大飢饉の時に、この周辺で餓死した人たちの霊を慰めるために建てられた供養塔とお地蔵さま。
- この地は、福岡城南面の丘陵地帯防衛の任にあたった黒田藩の武士たちが住んでいた二十八谷の中の井原ヶ谷なのだという。
来訪日2023/04/11
参考サイト
なし
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