所在地
福岡県福岡市東区箱崎2丁目34
本尊
網屋地蔵大菩薩、馬頭観音菩薩、阿弥陀如来
境内社
地蔵堂、立江地蔵や弘法大師、庚申塔などの石碑群
祭祀
縁日(網屋地蔵大菩薩):7月23日,24日
縁日(馬頭観世音菩薩):毎月8日
最寄りの交通機関
地下鉄「箱崎九大前駅」350m
バス「網屋立筋」130m
周辺スポット
網屋天神、箱崎1号公園
歴史
- 600年以上前に、南北朝時代の建武中興に際し錦の旗を掲げた将兵が多々良浜の戦いに敗れた。この地で菊池能登守、菊池播磨守、前田菊之丞の老兵が人馬ともに戦没、付近住民に葬られ供養碑が建立された。
- この地は昔、網屋旧漁業地の網干場の一角にあった。ある樹木の根元に簡素な墓石に似た地蔵尊が鎮座していたという。風雨にさらされながらも、朝にはお潮井汲みの人に拝まれ、夕方には香華を手向けられていた。
- やがて時が流れるとともに、網干場は住宅地になり、地蔵尊の敷地は箱崎漁業共同組合から寄進された。
- 福岡市新四国霊場に指定された時に、当時の町内世話人が協議しお堂建立を計画。昭和33年(1958年)6月13日、寄付金も集まりお堂が竣工落成。
メモ
- 細めの道路に面しているお堂。わりと車通りも多い。
- 本堂脇には小さな仏堂(弘法大師?)と石や仏像が並んでいる。中には弘法大師や立江地蔵、庚申塔がある。
- 境内は綺麗にされていて人もそこそこ来ているようだ。境内の手水鉢がポンプ式なのが少し特徴的だった。
- 「福岡市新四国霊場 第八十四番札所」にもなっている。
↑正面
↑本堂↑本堂脇 仏堂↑石碑群↑手水鉢
来訪日2021/11/17’’
参考サイト
「網屋地蔵大菩薩」[お寺めぐりの友]
https://hakataboy.com/temple.php?dirpath=temple/Fukuoka/Fukuoka/AmiyaJIZO/
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