所在地
福岡県福岡市南区大楠1丁目30−9
祭神
菅原道真
社格
不詳
祭祀
元旦:1月1日/大楠天満宮大祭:11月23日
境内社
猿田彦大神の石碑が2基
最寄りの交通機関
西鉄「高宮駅」450m
バス「清水町」80m
周辺スポット
磐瀬公園、塞神社
歴史
- 平安時代(901年)、醍醐天皇の親任を得て右大臣として仕えていた菅原道真(当時57才)は、左大臣の藤原時平の悪巧みで1月25日無実の罪により太宰府に左遷された。
- 2月京都を出発、瀬戸内海を航海したあと、3月に博多袖の湊(現:呉服町周辺)に入った。入り江深くにある四十川河口(現:薬院周辺)に上陸し、博多の地とは如何なるものかを見るため平尾の高台(現:平尾天満宮)に上がり眺望されたという。寒風の中を太宰府に向かう途中、この地の大楠の下で暖を取り暫し休息してから榎寺に向かい居住した。
- 2年後の西暦903年2月25日、冤罪の無念さと京都での日々を想いながら59才の生涯を終えた。その後、藤原時平の言ったことが嘘だとわかり朝廷より慰霊の使者が送られ安楽寺(現:太宰府)に霊廟を建て祀ったのが天満宮の始まりとされるらしい。その後、菅原道真ゆかりのこの地にも当社(大楠天満宮)が建立されたという。
メモ
- 街の大通りから少し中に入った通りにある神社。規模はあまり大きくない。
- 入口横に猿田彦大神の石碑が2基あることや、境内のド真ん中に土俵があるのが特徴。また、社殿もよくある神社の社殿というより祠を大きくした感じになっている。あと、鳥居もない。
- 規模は大きくないが、街中ということもありしっかりと手入れされている。
- 菅原道真が休息したことが由緒となっている。
↑神社 入口
↑土俵
↑拝殿
↑手水鉢
↑猿田彦大神Ⅰ
↑猿田彦大神Ⅱ
来訪日2023/08/24
参考サイト
「大楠天満宮」[福岡神社参拝帳]
https://jinja-sanpaicho.com/jinja/jinja.php?id=0265
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