所在地
福岡県福岡市南区大平寺1丁目、2丁目
源蔵池は桧原4丁目
本尊
観音菩薩
境内社
なし
祭祀
不詳
最寄りの交通機関
バス「大平寺」450m
周辺スポット
大平寺跡、桧原運動公園
歴史
- 6世紀末から7世紀初頭に造られたと考えられている。
メモ
- 住宅街の高台のところにある。横に広く伸びた林の中に古墳がいくつもある。
- 古墳群のある林は「大平寺特別緑地保全地区」になっている。また、裏手には「源蔵池」という大きな池がある。
- 古墳群はもともとは7基あったが3基は消滅、現在は4基見ることができる。古墳自体は未調査らしい。
- 6号墳内部に地域の人たちにより祀られた「穴観音」が鎮座し信仰の対象になっている。仏像は2尊祀られている。そしてとても暗いためライト必須。
- 6号墳は残存部からの推定で直径約15m、高さ約3.4mの円墳で、石室の開口部は南西方向に空いている。
- 入口の天井石には、石材を割るための矢穴が残っている。これは、江戸時代に古墳から石を抜き去ったという話が伝わっていることからその痕跡と思われるらしい。
- 古墳群の南側緩斜面に位置する大平寺遺跡群は発掘調査が行われており、6世紀後半から9世紀前半におよぶ掘立柱建物群が見つかったという。
- 「源蔵池」は33,170㎡のため池。由来は昔、近くに住んでいた「源蔵」という名前の子供が溺れて亡くなり、冥福を祈る意味で「源蔵池」という名前がついたという。
- ここから見える池「源蔵池」の南西部岸辺には鉄滓(溶けた不純物の塊)や製鉄炉の破片が散布していることから、古代の製鉄所があったのではと推測されている。
↑古墳Ⅰ↑古墳Ⅱ↑古墳Ⅲ↑古墳Ⅳ(穴観音)↑石室 入口↑石室 正面↑石室内部 穴観音↑緑地Ⅰ↑緑地Ⅱ↑緑地Ⅲ↑緑地Ⅳ↑緑地Ⅴ(奥に源蔵池)
来訪日2023/11/20
参考サイト
「大平寺古墳群」[福岡市の文化財]
https://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/sp/cultural_properties/detail/45
「大平寺古墳群」[古墳マップ]
「大平寺穴観音」[お寺めぐりの友]
https://hakataboy.com/temple.php?dirpath=temple/Fukuoka/Fukuoka/TaiheijiAnaKANNNON/
「源蔵池」[福岡市ホームページ]
https://www.city.fukuoka.lg.jp/index.html(トップページ)
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