所在地
福岡県福岡市南区警弥郷3丁目6−20
祭神
神直日神、大直日神、八十禍津日神
社格
村社
祭祀
歳旦祭:1月1日/鎮火祭:1月31日
春祭(厄除祭):4月中旬の日曜日/夏祭(虫追い祭):8月7日
秋祭(宮座):10月17日/新穀祭:11月23日
境内社
天満天神 祭神:菅原道真
火結大神 祭神:火之迦具土神
猿田彦大神の石碑、石神(不詳)あり
最寄りの交通機関
JR「博多南駅」1.5km
バス「警弥郷」45m
周辺スポット
脊振神社、法善寺
歴史
- 明治5年11月3日、村社に定められる。
- 昔は今の薬師堂がある場所に天満天神は祀られていた。
- 昭和18年、大火災発生。被災は免れ区画整理の際に当社の境内に遷座。元の場所には薬師堂を設置。
- 昭和61年10月、警固神社と天満天神堂を新築再建。
メモ
- 住宅街の中にある緑豊かな神社。天神にある警固神社の元宮とされている。
- 拝殿の形が少し珍しく、2階建てのような高さがある。
- 「警固大明神記」には「警固神社は昔は那珂郡警固村に祀ってあったが、神功皇后が遠征の際に勝利を祈り、この三神を外敵防護のために下警固村の福崎に祀られた」という記述があるという。
- 那珂郡警固村が現在の当社のある南区警弥郷で、下警固村福崎の警固神社が現在の中央区天神2丁目の警固神社だという。当神社の方が古いが、天神の警固神社の場所は黒田長政公が福岡城を築く時にその敷地となったため、荘厳な社殿が建立されたという。
- 下警固の方は、歴代藩主の尊崇が厚く造栄修繕などから神事に至るまで藩庁からの公費が支給されたという。しかし、上警固の方は上警固村の氏神であり、数少ない氏子の農民で祀り継がれてきたという。
- 「筑前国続風土記」には「村名は警固神社のいますによりてか、又は警固田の置かれし故に言えり」とある。「三代実録」には「警固武衛の必要があり警固田からの租税を警固所の雑用に当てた」とある。
- 祭神は三神ともに疾病、災厄、罪科を祓って幸福にし、悲しみを吉慶となす御神徳があるとされ、国家安泰や社会浄化の守護神として崇敬されているという。
↑神社正面
↑拝殿
↑境内社 天満天神
↑境内社 火結大神
↑境内 石神
↑境内 猿田彦大神
来訪日2023/04/03
参考サイト
「警固神社」[福岡神社参拝帳]
https://jinja-sanpaicho.com/jinja/jinja.php?id=0259
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