所在地
佐賀県唐津市呼子町加部島
祭神
市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命
社格
不詳
祭祀
例祭:7月20日過ぎの日曜日
境内社
なし
弁天島内に地蔵菩薩と観音菩薩あり
最寄りの交通機関
バス「呼子大橋」210m
周辺スポット
加藤嘉明陣跡、呼子大橋
歴史
- 海上交通の要所において、航海の安全を祈るため広島の厳島神社の御分霊をお祀りしたのが始まり。
- その昔、朝鮮出兵の時に豊臣秀吉が船遊びをしたのだという。
メモ
- 呼子大橋下にある小島、及び島内にある神社。
- 呼子大橋の手前の駐車場から階段を降ると行ける。
- 地元の人達には昔から「弁天さん」と呼ばれている2つの秀麗な島。「双子弁天」とも呼ばれるこの島たちは大きい方を「男弁天」、なだらかな方を「女弁天」と呼ばれている。神社は女弁天の方。
- 古くから信仰の対象となっており、文禄2年の「名護屋城絵図屏風」の中にも祠が描かれているという。
- 古来より西海航路の船乗りや、玄界灘を往復する漁師たちより篤く信仰されてきた。呼子で捕鯨が盛んだった江戸時代、中尾鯨組は漁期のはじめに必ず参拝していたという。
- 海上安全、豊漁の守り神だけでなく双子弁天にあやかり、夫婦円満や良縁の神、子宝の神としても信仰を集めている。
- 弁天遊歩橋ができたことにより満潮時には行けなかった弁天島にいつでも行けるようになった。しかし、男弁天の方は満潮時にはまだ行けない様子。
弁天島の呼子岩脈群
- 干潮時にあらわになる地面には、広大な海蝕台を同じ方向に貫く数本の岩脈が出てくる。この地形は「佐世保群層(古第三期)」といわれる堆積岩層を玄武岩類の溶岩が貫入し形成されたという。
- 弁天島に貫入している岩脈は0.1〜4mの幅があり、北西部のものが最大だという。
- 島の北部の岩脈はいずれも右方向に1.5mずれており、それは断層の活動によるものと思われるらしい。南部の岩脈は海蝕台上に凸凹上に突出しており、こちらは周りの泥岩よりも岩脈が硬いことによる差別浸食によるものだという。
- 弁天島に玄武岩類が貫入した時期は、九州の玄武岩活動の先駆にあたり、日本海の拡大に伴って西南日本が時計回りに時期に相当するという。
来訪日2023/05/11”
参考サイト
「呼子大橋 弁天遊歩橋」[旅Karatu 唐津観光協会]
https://www.karatsu-kankou.jp/(トップページ)
関連タグ
No responses yet