所在地
福岡県福岡市博多区中洲2丁目8-33
本尊
地蔵菩薩
祭祀
施餓鬼供養(夏大祭):8月23日、24日
最寄りの交通機関
地下鉄「中洲川端駅」400m
バス「中洲・南新地」100m
周辺スポット
冷泉公園、櫛田神社
歴史
- 享保17〜19年(1732〜1734年)に亘り「享保の大飢饉」と言われる飢饉が起こった。
- 当時、この飢饉で亡くなられた人々の遺骸を集めて葬り、その場所に石の地蔵尊を一基建てた。毎年8月23日と24日に上川端町1,2,3の組が施主となり盛大な施餓鬼供養を行っている。
- この大飢饉の影響は全国的に凄まじく、筑前では約9万6千人の死者を出し、筑前第一の都会の博多では人口の約3分の1の約6千人が死亡したという。
メモ
- 上川端町と東中洲の一角を繋ぐ水車橋畔に祀られている。小さなお堂ながらも、とても大事にされている。
- 享保の大飢饉の被災者を供養し、惨劇を物語る大切な記念物となっている。
- 「福博八十八ヶ所霊場 第三十四番札所」になっている。
↑正面
来訪日2021/06/29
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